2012年1月28日土曜日

大きなお茶碗!!

先日、新聞にとっても和やかな微笑ましい写真つきの記事が載っていました。

直径 40cm  重さ 10kg
(大きなお茶碗)

奈良市西大寺で鎌倉時代から催されている、伝統行事「大茶盛り」の初釜。

顔がすっぽり隠れてしまうような大きな茶碗で、回りの人に
手伝ってもらいながら、無病息災を願いお茶を回し飲みします。

お正月に結願のお礼としてお献茶され、その折に参拝客にもその当時は、
高級品だったお茶を振る舞ったのが始まりとされ、もう、800年続いているそうです。
(陶の庵も大服茶として、もう少し小振りの茶碗で戴いたことがあります)

その「大茶盛り」の写真を見て、「子供の嬉しそうな顔」・・
そうだ、幼稚園児に・・

女流陶芸家陶の庵は、残念ながら達者なのは口だけですので、
この際は親方にお願い致しましょう。

そんないきさつで手助け(殆んど)されながら出来ました。
(小さいのは湯のみ)

素焼きして、施釉して、焼成。
出来上がりはどんなかな~

園児はどんな顔に?? 

お楽しみ(*^ー^*)

2012年1月21日土曜日

「紅梅」

何となく表題に惹かれて図書館から借りてきました。
2011年7月31日  発行
津村節子著  「紅梅」

何時ものように、ソファーに寝転がって読み始めました。
読み進むうちにだんだん起き上がり、正座とはいわないまでも、
姿勢を正して一気に読んでしまいました。

82歳になられた津村節子さんが、50年人生の伴侶だった同じく作家の
吉村昭さんを、癌で亡くされるまでの一年半の壮絶な闘病の記録です。
5年の歳月を経て去年書かれた小説「紅梅」

吉村さんが2005年に舌癌と診断され抗がん剤治療をうけつつも、
その後度々転移したり、更に早期発見されにくい膵臓癌をも発症。
その当時まだ一般的でなかった、免疫療法等あらゆる試みをした闘病生活。
その日々を妻と作家の両方の目で描かれた衝撃の私小説です。

最後にご主人の吉村昭さんが、延命治療を自分の意思で拒み、
胸に埋め込んである命綱のカテーテルポートを、自ら引きむしって
「もう、死ぬ」と、言って息を引き取られました。

壮絶な死にぎわ! 認め合った夫婦の強い意志!

想像していた表題の「紅梅」とは異なり余りにも衝撃的な本でしたが、  
伴侶、吉村昭さんへの終生変わらぬ尊敬の念と、敬愛の気持が
いたるところに色濃く出ていました。
凛然と咲いた「紅梅」でしょうね・・

2012年1月17日火曜日

初釜(二)

四方会の初釜

四方会の皆さんも主婦ですので、暮れのおせち料理つくりや、
お年始客の接待などで何かと忙しかったと思います。

この日でお正月の行事が終わる15日、
ゆっくりと女正月と勉強会も兼ねて陶の庵で釜を掛けました。

松の内も過ぎましたので、一足はやく春の訪れを待って
「梅」の設えに致しました。

梅花開五福
(五福とは長寿、富裕、健康、徳を好む、天寿を全うする)
四方会にも五福が訪れますことを・・
白釉掛け花入れには素心蝋梅と赤侘助。

                        台天目点のお点前                          
松風の音も清々しく・・ 
濃茶の一服は至福です・・ 
(一口は天目台のまま頂きます)

 男点前の薄茶
 槍梅の茶碗、 枝梅の茶杓、 白梅の蓋置。
(蓋置は陶の庵作ですが釜の蓋で隠れてしまいました)

形ばかりのおせち膳
豪華な点心だった志ら玉に勝っているのは
愛情だけかしら?
(白梅が物相として入っていますョ)


陶の庵もお呼ばれの初釜や、自宅での初釜、初稽古等、
慌ただしくも楽しく過ごさせていただきました。

松の内も過ぎ、又、日常の生活が続くその日々の中に
ポッと浮いた非日常の空間。
そんなお茶をこれからも楽しみたいと想っています。

2012年1月12日木曜日

初釜(一)

茶道では
初夏に摘んだ新茶を茶壷に入れて密封し、十一月頃に
その封を切ることを「口切り」といい、また「茶人の正月」ともいわれています。
一方、
年新たまり、初めて炉に釜をかける「初釜」は、晴れやかなお祝い気分で
茶の道を志すものにとって、とても楽しみな茶事の一つです。

新しい年を迎え「志ら玉」で催された「初釜」へ出掛けました。
玄関で立派な南天がお出迎え。 

「笑庵」へ席入り。

濃茶席

お軸は今年の勅題の「岸」に因んだ和歌。
 「住の江の 岸による波よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ」

とっても変わった杖の様な花挿には、 
羽子板の羽に似た「突羽根と椿」

お棚は紹鷗棚  
香合は吉夢とされる「一富士、二鷹、三茄子」の茄子の香合。
茶入は高取、茶碗は古高麗の片身変わり茶碗。
釜・・・   水指・・・  茶杓・・・ 

(静寂な濃茶席ではデジカメ記録失礼致しました)
  
                       薄茶席

                
 朱塗りの台子に小振りな唐三彩の皆具で、
綺麗なお手前で美味しいお薄を一服。

緊張したお席に続く和やかな点心席。 

                      
  初春のお祝いを表わした色とりどりの食材を使ったお点心。

最後はお赤飯とお餅の入った煮物椀を頂きました。


良き仲間と共に過ごした一日は、
眼福、舌福、耳福、満福でございました。

感謝!


追伸  志ら玉 ご主人の言葉

「笑庵」の由来とお軸

「茶室は数奇者の近藤家からいただいたもので、唐九郎先生にお願いして
「笑庵」と言う名前をいただきました。本当は、露路に荒川豊蔵先生が
山から引いてきた、相生の松があるので「松庵」だったのですが、
松は枯れるといかんので、「笑」にしておけ・・といわれました。
お軸の「笑庵」は唐九郎筆。中回しの裂は唐九郎先生の着物の袖です」

2012年1月8日日曜日

第九回・和楽茶会ご報告

昨年、西尾市の海蔵寺で開催させて頂きました第九回・和楽茶会のページをやっと更新することができました。
このブログで既に掲載した写真と重複するものもありますが、是非一度ご覧ください。

新年を迎えて、殊のほか寒さが身に沁みる想いです・・
立春、そして桜の季節が待ち遠しい今日この頃ですね。

2012年1月3日火曜日

平成二十四年壬辰年

十二支の中で唯一想像上の動物の「辰」

奮い立つエネルギーの象徴だとか、
「気も」陰から陽に動き出す・・
吉祥を表わす架空の動物。

「天地異変 」の平成二十三年も過ぎ吉祥を表わす
辰年が、穏やかで幸せに満ちた年でありますように。

拙い絵日記も細々と書いていこうと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
\(^O^)/