2013年3月30日土曜日

「催花雨」

さ い か う
春 「さあ、咲きなさいよ」と、花の咲くのを促すように降る雨。
なんと優しい言葉でしょう・・

野にも、山にも、田畑にも、陶の庵の一坪花壇にも
催花雨に誘われて花々が咲き始めました。



雪柳、クリスマスローズ、ボケの花、利休梅、ピンクのとても可愛い花海棠、
陰暦四月の異名(卯月)にもなっている卯の花・・・
そして極め付きはやはり日本の国花「さくらの花」でしょうね。
周りを海で囲まれているので、温和でしかも適当な水分のある日本は、
桜の生育に最適で種類も200~300種類あるといわれています。
昔は、ヤマザクラや八重咲きのサトザクラが好まれていましたが、明治時代に入って
ソメイヨシノが栽培され、葉よりも先に花が咲き乱れる華やかなソメイヨシノが
お花見の主役に代わりました。
「催花雨」から「花散らしの雨」が降る迄の間、日本国中花盛りたのしみですね~

体調を崩す前、ヤマザクラが数万本咲き誇る、奈良の吉野山へ
出掛けるのを楽しみにしていました。
吉野神社付近の下の千本、如意輪寺付近の中の千本、お目当ては奥の千本にある
「西行庵」に行くつもりでした。
それも3月26日(旧暦2月15日)「西行忌」に合わせて・・・残念でした。
「西行忌」は済んでしまいましたが、お花見でしたらこれからの方が見頃でしょうね。
近々出掛けたいと思っています。
(*´ー`)

いにしへの奈良の都の八重桜
けふ九重ににほひぬるかな


2013年3月26日火曜日

「おもしろいこと」

過日の新聞に掲載されていました。
「幸福は単独でやってくるが、不幸は手をつないでやってくる」

細やかな出来事かもしれませんが、陶の庵にとっては大きなアクシデントに
見舞われてしまいました。
お正月から風邪をこじらせてから、二度三度と体調を崩し去年同様、
病院に入院するはめになってしまいました。
「二度あることは三度ある」と言うことわざもありますが、
稀に稀と言われ三度も同じ病名に罹ってしまうなんて・・
三度目!もうこれで開放されることと思いますが・・・
ともかく現在は ハライタマエ キヨメタマエ の心境です。

上野公園の桜も厳しかった寒さが一挙に暖かくなり、二週間も早く見頃になったとか、
多くのお花見客で賑わっているとの事。アーアーとテレビ桟敷での見物です。

折角、一笑一若で若返ったと思いきや、一怒(ためいき)一老で早くも
実年齢に戻ってしまいました。

「幸福は常に過去にあり 不幸は常に現在にある」
それを凌ぐのは「おもしろがる」ことだそうです。無理にでもおもしろがる!

急募 「おもしろいこと」

H25.3.18



一応目安の点滴を終了。

めでたくもあり めでたくもなしで退院いたしました。


自宅へ帰る途中の見事なかわず桜?



自宅に着きましたら裏庭の染井吉野が一輪だけお出迎え。
ゴンちゃんの出迎えのないのが寂しい限り・・


心身ともにリフレッシュして新しい年度に突入♪♪

25.3.23

2013年3月16日土曜日

哲学たいけん村「無我苑」

碧南市にあります哲学たいけん村「無我苑」
 
 生きることの意義を考える? 哲学と聞いただけで難しそうですが、
「たいけん」が平仮名になっているだけで、少しホットいたします。

無我苑は、日本庭園の中に瞑想室、数奇屋造りの茶室、研修道場などがあり、陶の庵も
第四回和楽茶会にお借りし、薄茶、点心、ジャズ演奏を楽しませていただいた場所です。

 その無我苑で今回は茶の湯文化講座
「冷凍寂枯の美学と茶の湯」(れいとうじゃっこ)
講師  矢部 良明氏

又々難しい演題の講座を聞きに出掛けてまいりました。

「冷える」 「凍る」 「寂びる」 「枯れる」
(ひえびえといてつくようなさびたるからみ)

鎌倉時代にお茶が日本に入ってきた当初は、嗜好品としてよりも薬として飲まれていましたが、
次第に庶民の間に遊戯である闘茶が流行し、小座敷に人々が集まり、その一隅に茶道具を
おいて、お茶を飲んだり食事をする会を行う茶の湯が行われました。その闘茶も次第に廃れ
その後、室町時代中期には、会所で催されていた茶会が書院の広間で行われるようになり、
将軍家や大名、貴族が好んだ華麗で完全な唐物を中心とした、名物茶道具を競って
飾る書院の茶の湯が流行いたしました。
それに対して和物の日常好んだ「不完全なもの」「粗末なもの」「下手物」等が
「冷え寂たる」を良しとされ、又、禅宗の深い精神性をとり入れた「侘び茶」が崇高なものとして
生まれ、その美学は世阿弥から心敬、珠光、利休、芭蕉と受けつがれています。

今回はその様な内容だったと思います?
 もし、機会があれば次回は「織部」ということでした。

日毎、思考力、記憶力が衰える昨今、今日のお話もどれだけ理解できましたことやら?

一話一話、点としてインプットし何時か点と点が繋がり線となった時、
アー こういう事だったと思える日が来れば良しといたしましょう。
  


2013年3月2日土曜日

弥生 三月

草木が「弥生(いやお)い茂る」弥生。
待ちかねた三月の声を聞けば、寒さも少し緩むかと思いきや、
余寒どころか真冬に逆戻りの日々が続いています。
先日、この地方では1200年続いている春を知らせる奇祭「国府宮のはだか祭り」が
終わったところですが、やはり東大寺二月堂のお水取りが行わなければ、
春はこないのでしょうか?  待ちこがれる弥生 三月。

弥生のお稽古は四方棚です。


天板、地板の角が直角の利休型とか、角が丸くとってある江岑好みや惺斎好み等、
色々お好みの形がありますが、陶の庵は利休形の而妙斎好みの四方棚です。
おひな祭りに肖り明るい水指を使い、茶碗は粉引茶碗にいたしました。
お花はおひな祭りにピッタリのかわいいピンクの桃の花♪♪
邪気を祓う木ともいわれています。


茶席は駆け足で春がやってまいりましたが、まだまだ「春は名のみや」ですね。

春よ来い ♪ 早く来い ♪
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて 
おんもへ出たいと 待っている ♪♪