「かみや美術館」
県道46号西尾知多線から脇道に入り、畑に囲まれた小高い丘の上に立つ
赤レンガ造りの建物が、半田市にあります「かみや美術館」です。
「かみや美術館」は弁護士として活躍されていた神谷氏が、長年個人で
近代日本の油絵を蒐集され、とりわけ北川民次の作品収蔵で知られています。
入り口のドアーを開けると右側が常設展示、村山槐多や梅原龍三郎、熊谷守一、
ビュッフェ等の著名画家の作品が並び、勿論北川民次の作品迄約40点位展示してあります。
左側の企画室は今回は水墨画で、鬼や河童等ユーモラスな
親しみやすい作品に思わず微笑んでしまいました。
企画展は年三回催されるとか、陶の庵の大好きな大津絵も300点
収蔵されているとの事ですが、次回の企画は3年先・・・それまで待つ~(*´ー`)
「分館 南吉の家」
今年生誕100年を迎え、複雑な家庭環境で過ごした童話作家新美南吉が、
幼少時母りえの実家新美家に養子に出され、数ヶ月住んでいた萱葺きの屋根を持つ家です。
「ごんきつね」「牛をつないだ椿の木」等の文学作品の誕生のもとになった家だそうですが、
長年無人のまま放置されていたのを「かみや美術館」が買い取り、修復され
「かみや美術館 分館」として開放されています。
酷暑の一日出掛けてまいりましたが、本館、分館共神谷氏の息子さんの
とっても元気なお嫁さん(学芸員)が説明してくださいました。
「運営は大変ですが絵を集めた人の思いをしっかり伝えられる。
それが個人美術館のいいところ・・・」と言って見えましたが
良い文化を守り、それを次に伝える・・・心のこもった言葉でした。




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