今年の夏は殊の外暑い日々が続きましたが、早カレンダーも残り二枚となり、
少しづつ朝夕秋の気配が感じられ、「風炉の名残り」の季節となりました。
十一月の初めの開炉の時季までの晩秋の頃を名残りと呼び、昨年の秋に口切りした
茶壷のお茶も残り少なくなり「お茶の名残り」とも言います。又、茶室の床に活けていた
「木槿」も、真夏の陽を一杯受けて咲き続けてくれた心強い相棒でしたが、
花も小さくなり頼りなげになってしまいましたし、楽しませてもらった秋の七草も
盛りを過ぎて「花の名残り」ともなりました。
そんな時季は「中置」のお稽古をいたします。
暑さをさけて炭火が見えたり熱を出さないような、小振りの切り合わせ風炉を
使っていましたが、この時季になりますと少し大振りな風炉を、
お客様に近寄せた設えにすることが「中置」です。
風炉が手前正面になりますと、懸ける釜も正面に向くので、蓋を切るのも
真正面手前に引き、柄杓も釜の口に真直ぐにのせます。
暑い時には主役だった沢山水が入り、涼を感じる平水指や釣瓶水指等の
水指は遠ざけ、風炉の陰に常より細い細水指を、
勝手付きに置きつける「中置」のお手前へと徐々に設えを変えていきます。
水・・涼しさから、火の気・・暖かさへ
去りゆく季節にちょっぴり寂しい気分もいたしますが・・
去りゆく季節にちょっぴり寂しい気分もいたしますが・・
深まりゆく秋・・・読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋?
いいえ、お稽古の秋にいたしましょう!
(*´ー`)
(*´ー`)

0 件のコメント:
コメントを投稿