2012年11月4日日曜日

炉開き

初風炉から名残まで使っていた風炉を閉じて、11月の初旬頃を目安に炉を開きます。
陶の庵も、朝夕はだ寒くなった先日炉を開きました。

 
炉用の大ぶりのお炭をつぎ、釜のお湯が始めは微かな音から、
次第に煮え音が高まり、松葉が吹く風にそよぐように聞こえる事から
「松風」といわれる釜が鳴り、立ち上がる湯気の釜から一杓湯を汲み
点てる一服は、風炉と違い又一段と心が安らぎます。

現実の日々では陶の庵はこの時期、N幼稚園の文化祭で
茶道クラブの園児と共に、父兄におもてなし茶会。
同じくN幼稚園の100名位の園児が、卒園作品の制作で陶房へ。
そして、いよいよ一週間後に迫った和楽茶会の準備と・・
何かと忙しい現実の日々。
忙・・・字のごとく心が亡びそう!
 
高名なお茶の本「南方録」に書いてあるという、お茶とは、
「朝、薪をとり湯をわかし、茶をたてて、仏に供え、人にもほどこし、自分も飲む」

理想の茶人の生活環境・・
気持だけでもゆとりを持ちたいものですネ。

0 件のコメント: