2013年11月23日土曜日

和ろうそく

夜咄の茶事に使う和ろうそくを準備いたしました。



  短檠用の一番大きい燭台     一本
   膳燭                 三本 
  小燈                 二本
  手燭                 二本
  
最低これだけの燭台と大中小三種類の和ろうそくが必要となりますね。

その和ろうそくも少し前まで、隣町の「ろうそくと線香」を売っている
お店の隣の小さな部屋で、おばあさんが大きな鍋の前に座って、
作ってみえましたが残念ながらお亡くなりになってしまいました。
とても貴重な手仕事だったんですが・・・

お茶事の形として初座、中立、後座、合わせて二刻(四時間)を一座建立で楽しみます。
初座二時間、後座二時間、電灯でしたらスイッチを入れればパット明るくなりますが、
二時間から四時間燃え続けるろうそく・・・

ろうそくの燃える時間は重さで区別するそうです。
一匁(約3.75㌘)でおよそ三十分、5匁では一時間半位燃え続けるとか。
すると、二時間では約20㌘、四時間なら40㌘。
早速量ってみましたら一番大きいろうそくが200㌘、中100㌘、小60㌘ありましたので、
どんなに永くなってもまあーまあー大丈夫でしょう?

洋ろうそくは石油を蒸留して作られるパラフィンろうが原料ですが、和ろうそくは
天然のハゼの実で純植物性ですので清浄で環境にもやさしいそうです。

日常生活の中で洋ろうそくはともかく、和ろうそくは殆どお目にかりませんですね。
和ろうそくの赤橙色のオレンジ色の灯火は、風が当たらなくてもユラユラと揺れたり
静止したり、しばらくして又、ゆっくり揺れはじめたりとても神秘的です。
仄かで優しい光は心をゆったりとさせ和ませてくれます。

特別な日でなくても時々日常生活でインテリアとして和ろうそくを灯す・・・
ちょっぴりロマンチックな雰囲気になりますでしょうネ (*^ー^*)

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