近鉄吉野線で吉野口、吉野神宮を通り過ぎ終点「吉野駅」そこが吉野の下千本口です。
そこから行きは「七曲り」と呼ばれるつづら折りの坂をバスに乗り奥千本で降り、
サーそこからは以前から行ってみたかった「西行庵」までは、
鶯の声を聞きながら山道を歩く、歩く、歩く。
吉野と聞くと吉野の山桜を想像しますが、それは一部で殆ど杉や檜や槙の木に
囲まれている美しい山だったんですね。
覚悟はしていましたが予想以上に奥深く、細くて険しい山道を登った所に庵はあり、
再現されたとはいえ周りの風景に溶け込んでいた「西行庵」でした。
出家して間もない25歳頃3年間住んでいたといわれ、今でも物見遊山の花見客の
私達とは根本的に異なるとはいえ、その時代には不便で冬は寒かろうと思われる
僻地に、西行法師は決断してこの地に腰を下ろされた・・・
どんな想いだったんでしょうか?
「花をみし 昔の心 あらためて
吉野の里に すまむとぞ思ふ」
「西行庵」までとても疲れましたが、山々の美しい
景観に和まされて、かねてからの願いが達成できました。
「金峯山寺」
白鳳年間(7世紀後半)にお堂を建てて祀られ、現在の建物は
安土・桃山時代に再現され、東大寺の大仏殿に継ぐ大きい木造建築だそうです。
深い山奥に堂々とした威容の中の優雅な姿に思わず「ほぉ~」と声が出ました。
ご本尊様の三体は釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩が権現様のお姿になり、
過去、現在、未来の三世に亘って人々を救済して下さっているそうです。
とてつもない大きさといい色彩の異様さといい忘れがたいご本尊様です。
吉野駅まで歩いて帰る途中、本場吉野の葛きり
とても美味しゅうございました。
満開の桜も散り始め青葉交じりの山桜でしたが、静かに一片一片舞い降りる姿も
又、風情があり穏やかな吉野の一日を楽しみました。
明日は長谷寺から室生寺へ行く予定です。
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