2014年5月17日土曜日

懐紙

お茶席では小菊紙ともいいますが扇子、服紗と共に必需品の懐紙です。
お菓子を取り分けたり、薄茶の時には頂いた飲み口を指でぬぐい、
その指を懐紙で清めたり、濃茶では茶碗の飲み口を直接清めるのも懐紙です。

懐紙には透かし模様の入ったものや、季節毎に可愛らしい絵模様の入ったもの等
色々ありますが、やはりお茶席にはシンプルで真っ白な懐紙が一番似合うと思います。
お席でお亭主お心入れのお菓子を取り分けて頂く時でも、どんな色や形でも
シンプルで真っ白な懐紙の上なら、邪魔をしないでお菓子が引き立ちますものね。

その懐紙は和紙が二つ折りになって30枚入ってこれを一帖といい、
一帖を五つ束ねたものを一束と数えています。
二帖を重ねて熨斗紙をかけたり、袋に入れておいた物を用意し、
手元において置くとお手頃でちょっと気の利いたお返しにもなります。


大きさは男性用では少し大きめの懐紙もありますが、14.5㌢×17.5㌢位の物を
一帖づつ懐中して普通使っています。
使います時にはワを手前にして普通一枚、水分の多い時には二枚ほど
下の方から上に重ねて使います。そうすれば常に新しいお懐紙が使えます。


又、お出掛けの折にもティシュペーパーやハンカチは勿論入れておきますが、
もう一つ懐紙を入れておきますと和、洋菓子でもお菓子以外の物でも、
ちょっと取り分けて頂いたり、口を拭いたり手を拭いたりとても重宝です。

そして一度はしてみたいと密かに憧れているものの一つは、
何かの折に懐中しておいた懐紙を取り出しサラサラと一首書く・・・
雅な古人のようで格好いいでしょう??

残念ながら夢のまた夢に終わりそうですが・・・




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