2014年5月10日土曜日

「長谷寺」から「室生寺」へ

「長谷寺」

長谷駅というからには真ん前とはいわなくても程々の距離かしら・・・
と思いきや以前もそうでしたが門前迄遠かったですね。
やっと仁王門を潜り、両側に牡丹の花に彩られた龍の背中のような399段の「登廊」の
石段を登った所が、ご本尊「十一面観音様」が祀られている本堂です。

仁王門

屋根つきの登廊


一服の清涼剤 牡丹の花

登廊の中廊に百人一首の中の紀貫之が詠んだ一首があります。

「人はいさ 心もしらず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほいける」

紀貫之も度々京都から泊りがけで参詣されたそうです。

奈良時代に創建されてから何回となく焼失され、その度毎に再建され
現在の本堂は徳川家光の寄進によって再建されたそうです。
奥深い山岳に何回も再建された「長谷寺」、
人々の祈りは目に見えない神聖で偉大な力があるんですね。
千年の間人々が祈り修行に励む僧の「花の御寺」
「長谷寺」でした。


「室生寺」

長谷寺駅から再び大阪線に乗り室生口大野駅で下車し、
生憎バスが出た後でしたので、四人の相乗りタクシーで「室生寺」入り口迄。
室生川に架かっている鮮やかな朱色の「太鼓橋」を渡ると、女人禁制だった高野山に対し、
女性も参詣が許された為、江戸の頃より「女人高野」と言われた「室生寺」です。

典型的な山岳寺院で、傾斜地を手を加えないでそのまま利用されたそうで、
どちらへ行くにも石段を駆け上がらないと行けない所に伽藍が点在しています。

自然石が積み上げられた急所を「鎧坂(よろいさか)」と言うそうですが、
ピッタリのきついきつい坂です。その坂を上がると「金堂」、
更に階段を登った所が、ご本尊「釈迦如来様」が祀られている「本堂」、
更に登ると「五重塔」、更に最後の急坂400段の階段を登りきった閑寂な所が、
ようやくたどり着いた「奥の院」です。
思わず「バンザーイ」と両手を挙げてしまいました。

仁王門

これから先階段ばかり

金堂

日本古来の檜皮葺の美しい本堂の屋根

台風7号(1998年)で大きな被害を受けましたが、
2年後に美しく修復された屋外では最小の五重塔

奥の院へのきつい階段

和まされた石楠花

女人高野と言われているにしてはきつい階段を、
自分のペースを守りながら黙々と一段一段階段を登って行く。
その両側には樹齢何百年といわれる杉の巨木が立ち並び、
所々に薄紅色の上品な石楠花が点在し、
何か神聖な異空間に紛れ込んだような、歴史を感じる辺りの風景です。

「西行庵」と「金峯山寺」、そして「長谷寺」から「室生寺」へ。
二日間とも年齢以上?以下?のきつい行程でしたが、
何か目に見えないお力が後押ししてくださり、
神秘的な大自然の中を穏やかな日和に恵まれ参詣させていただき、
身も心も洗われる想いがいたしました。

張り切りすぎてちょっと疲れてしまいましたが、
古都奈良の「山寺の旅」感謝の一言でございました。


7 件のコメント:

みゆき さんのコメント...

はじめまして。茶道や旅行のお話、楽しく拝見しております。茶道を習いたいと思っておりまして、先生のように素敵な方に教わることができれば幸いなのですが、生徒の募集はされておりますか?

陶の庵 さんのコメント...

みゆきさんへ。
拙いブログ見てくださり有難うございます。

茶道もお仲間と楽しみながらお稽古していますので、もしお目にかかれましたら嬉しゅうございます。
余り過度のご期待はなさいませんように・・
        (*´ー`)


        

みゆき さんのコメント...

お忙しい中、お返事頂きありがとうございます!嬉しいです!非常識なもので、申し訳ないのですが、メールでご連絡方法を教えて頂けますか?私のアドレスは、
e.miyumiyu@gmail.com です。
表千家さんの事務局を通した方がよろしければ、ご教示くださいませ。

みゆき さんのコメント...

ごめんなさい、アドレス間違っていました。
e.miyumiyu1111@gmail.comが正しいです。
慌て者で、申し訳ありません。

みゆき さんのコメント...

メール、コメントを頂けないといことは、私が勘違いをしてしまったようですね…ごめんなさい。アドレスが掲載されたままなのは恥ずかしいですので、私のコメントを削除していただけると助かります。お騒がせして申し訳ありませんでした。

陶の庵 さんのコメント...

みゆきさんへ
アドレスいただいて早速メールにてお知らせいたしましたが、拙い操作にて送信できなかったんでしょうか?
失礼がありましたらどうぞお許しください。今一度メールご覧になってくださいませ。

みゆき さんのコメント...

誠に申し訳ありませんでした。。。
もう一度、メールをよく確認したところ、メールを頂戴しておりました。大変失礼しました、本当にごめんなさい。
これより先は、明日、メールさせていただきますね。