2013年1月3日木曜日

「飾り胴炭」

迎 春
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます


お茶席には茶の湯の必需品である炭に思いを寄せたり、炭は邪悪を払うと言う事から
お正月の鏡餅の代わりに飾ったり、又香を香らせて茶室を清浄にする役割もあり、
炭への感謝を込め縁起物も盛り込んで炭を床の間に飾ります。

茶の湯の炭はとても綺麗ですね。クヌギの樹で着火性が良く、
火が点けば微かに香りが漂い長持ちいたします。
炭の断面がまん丸で、切り口が菊の花のように均一に割れ目があるのが、
良い炭でその姿から「菊炭」とも呼ばれています。
釜の火加減により松風を聴かせてくれたり、炉の炭手前の拝見時、しっとり撒かれた
ぬれ灰にお炭の黒、燃える火の赤、枝炭の白・・・美しいコントラストです。


「綴じ目」の扱いは八寸や四方盆、丸盆や曲げ建水等は「丸前 角向こう」ですが、
三宝に関しては丸三宝、角三宝を問わず綴じ目は手前(正面側)です。
本来、神仏に供えるものだから神仏から見て綴じ目が向こう・・・
なるほど、納得ですよね。


あらたまの  飾り胴炭  据え置きし
心引きしむ  おごそかな刻(とき)

(@^-^)


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