2013年1月9日水曜日

「表」と「裏」

ものには「表」と「裏」がありますよね。
案外本音は裏に隠されている? そういう感覚が私達にはあり、
特に日本の文化は裏を重んずる文化という気がいたします。
裏書、裏方、裏作、裏芸、裏金、私達の大好きな?裏話・・・

着物の「裏にこる」という人がいますが、多分裏の良さは自分だけが知っているという、
密かな自己愛があるのでしょうか。 本当の自分はさらけださない? 奥床しさ?
又、人形浄瑠璃の浄瑠璃に合わせて人形を遣う太夫さんと人形、
どちらが表か裏か解かりませんが表裏一体ですよね。
それと、クリスマスから年末にかけてのイルミネーションの光と闇、
闇がなければ光の美しさも見えません。

裏文化は日本の伝統芸能や伝統工芸等の美意識と切り離せない独特な文化です。
お茶のお道具の中にも色々あり、閉じていると真っ黒で一見地味な感じですが、
裏は「菊(喜久)」の画代わり蒔絵、蓋を開けると一気に華やかな雰囲気になります。

先日初稽古に使った煮物椀です。

一般的にはあの人は表裏のない人と言うと、本音と建前がかけ離れていない
信頼できる人ですよネ。でもチョット憂いのあるミステリアスな人も魅力的・・
(*'-^)

  同じ裏でも「裏口入学」とか、「裏工作や裏金」の話は別!!

2 件のコメント:

inkyoGG さんのコメント...

博識迸るご高説に・・
ただただ感服し、拝読させて頂きました^^~
今年も更なる飛躍を目指す「陶の庵日記」を楽しみにしています。

陶の庵 さんのコメント...

ウフフ・・・
今年もどうぞ、ご指導宜しくお願いいたします。