「利休」という文字が目に入りますと、資料のような難しいものは素通りしますが、
新聞、雑誌、本や映像等なるべく読んだり観たりしています。
先日も観てまいりました。
第140回直木賞受賞作が同名で映画化された「利休にたずねよ」 「利休」は市川海老蔵。
次の「利休」は少し古いですが、1989年「利休」400年遠忌特別に製作された二作品。
一作品は勅使河原宏監督「利休」 「利休」は三国連太郎。
もう一作品は「利休 本覚坊遺文」 「利休」は三船敏郎。
市川海老蔵の「利休」
さすが、今最も注目をあびている歌舞伎俳優・・・奥ゆかしい利休像。
衣装もピタット身に着き、立ち居振る舞いもとても美しかったですね。美しすぎる?
三国連太郎の「利休」
慇懃な態度の内に隠された傲慢さ。美しいものを求めている心の奥の不気味さ。
三国連太郎の不可思議な魅力と重なった利休像。
三船敏郎の「利休」
利休死後27年後の回想シーンから始まる。
三船敏郎の自己に厳しい姿勢が重厚な利休像に・・・
ギラギラとして強さが目立ちすぎ?
陶の庵の想像している「利休」に一番近いのは、三国連太郎の「利休」
相反するものを内に秘めた複雑な利休像を演じてみえました。
ワダエミ作の衣装も勿論ですが、共演者がオーバーな演技で下卑た秀吉の山崎努、
宗恩(りき)の三田佳子、北政所の岸田今日子、大政所の北林谷江。
そして一番的役だったのが山上宗二の井川比佐志ピッタリでした。
特別製作された二作品共、出演された人は殆ど故人になってしまわれましたが、
今でもとても印象深く思い出される作品です。
それぞれ三人共特異な個性を持たれた俳優さんが演じられた「利休」
もし、タイムスリップできるなら450年前その当時の安土桃山時代に遡り、
「一つの志のために命をかけられた千利休」の茶の湯。
襟を正して秘かに見たいものですね。
1 件のコメント:
映画鑑賞など殆ど無縁のinkyoGGではありますが・・映画三本瞬時にて観賞の感、之有り。
時は天正、三利休どの夫々に陶の庵の御前にて「たじたじ」の相が見えまする。
感服!
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